耳・鼻・のどの症状を気軽にご相談下さい

耳の痛み 聞こえが悪い 耳のつまる感じ 
耳鳴り 耳あかがたまる 補聴器の相談
めまい・眼がまわる・ふらつき

聞こえの各種検査
補聴器の検査
めまいの検査

鼻のつまり はなみず 黄色いはな
花粉症(鼻アレルギー)

アレルギーの原因検査(希望の方は火曜日または金曜日にご来院ください)
舌下免疫療法

のど

のどの痛み・違和感 
のどの癌への不安 声がれ
せき・たんなど喉の風邪 
くりかえす扁桃炎

ファイバースコープ検査

その他

学校の耳鼻科検診での鼻炎・鼻アレルギー
難聴の対応
3歳児検診の耳・鼻への対応

耳鼻咽喉科の代表的な病気

当院が得意として、特に診察に力を入れている病気を説明します

小児の急性中耳炎

小児が耳痛を訴えたら必ず耳鼻科を受診して、鼓膜の赤みや腫れの程度から投薬と治療だけで治るものか、或いは中耳に溜まった膿を出す必要があるのか診断を受けてください。
膿を出しても、鼓膜は通常は直ぐに元に戻ります。

小児の滲出(しんしゅつ)性中耳炎

滲出性中耳炎は急性中耳炎の後に、鼓膜の内側の中耳に貯留液が残り、聞こえが悪くなった状態で、痛みはありません。急性中耳炎で膿を出すべき時に放置したり、鼻・副鼻腔炎やアデノイドで耳管がつまった時にも起こります。その場合、聴力や鼓膜の検査を行い、治療は鼻から空気を送り耳管を広げるなどして聴こえを改善します。

小児の鼻・副鼻腔炎

鼻・副鼻腔炎は学校の耳鼻科検診でよくチェックされる病気で、鼻腔と鼻腔につながった顔面の骨の空洞の副鼻腔の粘膜の炎症で、粘膜が腫れてネバネバした膿のような粘液が空洞に溜まる、いわゆる蓄膿症です。
耳鼻科医で薬剤を鼻にスプレーして、鼻の通りを良くし、副鼻腔との間の交通路を開放して、鼻腔と副鼻腔に溜まっている鼻汁を吸引除去することが基本です。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、空気中の花粉や埃等の異物が鼻から体内に入るのを防ぐための防御の役目をする、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり等の反応が異常に強くなった状態です。
抗原になり易い物質には、スギやヒノキ等の花粉、ハウスダスト、ダニ、犬や猫等の毛、カビ等です。
耳鼻科を受診し、鼻の粘膜の状態を診て、鼻みずの検査で好酸球というアレルギーの証拠となる細胞が出れば診断がつき、原因となる抗原は血液中の抗体の量を測れば判ります。
治療法には、内服薬や点鼻薬、舌下免疫療法があります。

耳が原因のめまい

天井や壁がぐるぐる回る、歩くとふらつく等の「めまい」は体のバランスをとる平衡機能の異常によって起こります。その異常の原因は、耳鼻科領域の内耳の病気と脳の病気が主なものです。 
特に内耳の病気で多いものは良性発作性頭位めまいで、朝の起床時などに、頭を動かす事によって誘発される回転性めまいで、内耳前庭の耳石が半規管に入り込んで、コロコロ動く事によって起こり、内耳から起こります。
メニエール病は、回転性めまいが、難聴・耳鳴りを伴って反復する病気です。
前庭神経炎は、余り多くはないですが、突然起こる強烈なめまいで、長時間続きますが、難聴、耳鳴りはありません。
いずれの病気も早期に受診し、平衡機能や聴力を調べて適確な治療を受けましょう。

補聴器と老人性難聴

加齢により聴こえが悪くなり補聴器を使いたいと考えたとき、補聴器販売店に行く前に必ず耳鼻科医を受診して、耳の鼓膜の状態、難聴の原因となっている病気、聴力の程度、言葉の聴取力等の検査を受けて下さい。
耳鼻科医は総合的に判断して、補聴器が必要なのか、効果が出るのか否か、どの様な補聴器がよいのかを判断します。
補聴器は価格に大きな開きがあり、低価格のものでも充分な機能を備えており、販売店に行った場合でも直ぐには買わず、2週間程度の貸し出しをして貰って試聴をしてから購入してください。

声がれと喉の違和感

声は喉の奥にある声帯が、呼気によって振動して発声されます。声帯が腫れたり、ポリープや癌ができると、声帯の振動に雑音成分が混じり声がかれます。
声がれを起こす主な病気には、急性喉頭炎は、声がれを起こす最も多い病気で、風邪の後に声帯が腫れて声がかれますが、服薬し声を使わなければ通常は1~2週間で治ります。
声がれが長く続くときには、ポリープや癌が疑われますので、必ず耳鼻科医を受診して下さい。
声帯ポリープは、声の使い過ぎ、乱用により声帯の辺縁が豆状に突出して、声帯が閉鎖しなくなり声がかれます。
喉頭癌の中で、声帯にできる癌は初期から声がかれるので比較的早期に診断されますが、声帯以外の部分にできる癌では喉の違和感等の症状は出ますが、声がれは出現し難いので発見が遅れ、進行してしまう事があります。
喉の違和感でも早期に受診して下さい。